専門外来の仕事の現状について

専門外来では、特定の疾患や症状に対して、より専門的な治療や診療を行っています。その分野は多岐に渡り、糖尿病やアレルギー、はたまた漢方といったものまで存在しているのが特徴です。もちろん専門分野ですので求められるレベルは高く、専門医や指導医などの医師が活躍しています。
では、看護師はどうなのかというと、患者やその家族とのコミュニケーションをはじめ、医師がスムーズに診察を行えるようにカルテの準備や患者の着脱をサポートしたりといった基本的なことから、患者やその家族への説明、病院との連携などしなければいけないことがが山積みです。もちろん、患者の待ち時間にはクレーム対応などがあるかもしれませんし、現状を見ても他の診療科での仕事と比べて楽であるかといえば、決してそのようなことはありません。
専門外来では夜勤はありませんが、不特定多数の患者と向き合う必要があるだけではなく、急患の応対が必要な現場も出てくるでしょう。しかし、その分、医師がすぐ近くにいるので何かあったときの対応を迅速に仰げたり、関係部署との連携のやり方が学べたりといったメリットもありますし、夜勤がない働き方は身体的にも精神的にも楽であることが多いです。
専門外来の仕事は、現状ではやはり他の仕事と比べても同じように重要な仕事であり、一見すると楽なように思えるかもしれませんが、総合的に見れば大変なものであるといえます。しかし、やりがいも同じように充実しているというのが魅力的な点でしょう。